私が思うステラ・マッカートニー

ステラ・マッカートニーと言えばポール・マッカトニーの娘です。ビートルズのメンバーの子供達の中で、一番成功を収めているのがステラ・マッカートニーではないでしょうか。

ファッションデザイナーとしてのキャリアとして彼女の存在を世界の人に知らしめたのは、クロエのチーフデザイナーに就任した時だと思います。それ以前のクロエのデザイナーはカール・ラガーフェルドでした。カール・ラガーフェルドと言えばシャネルのデザイナーであり、フェンディのデザイナーでもあります。大帝と言われる程の人物でもあり、ファッション界における確固たる地位を築き上げているデザイナーと言えるでしょう。

そのカール・ラガーフェルドの後任のデザイナーにステラ・マッカートニーが就任したことは意外でした。その後のクロエはフィービー・フィロなどどちらかと言うと内部からのデザイナー採用へと変化したことからもクロエ自体の大きな路線変更はステラ・マッカートニーにあったように感じます。クロエにどのような変化があってそのような路線を取るようになったのかはわかりませんが、その後のステラ・マッカートニーにせよ、クロエにせよ、この選択は両者にとってとてもプラスであったように感じます。

就任したステラ・マッカートニーはそれまでのクロエよりも挑戦的なデザインでした。それは非常に賛否両論を呼ぶものでした。挑戦的なデザインやステラ・マッカートニーの実力の未知数さもあり、シーズンの度にステラ・マッカートニーは今シーズンで退任という噂が立つほどでした。それがあるシーズン、噂が現実になります。彼女がショーのラストにモデルと一緒にガッツポーズのようなしぐさをするのと、その時の複雑な表情が印象的でした。その表情の真意はわかりません。しかし私には彼女が強がっているように、そしてクロエ退任後がどうなるのかを心配しているようにさえ見えました。

しかしそんな私の心配はあっさり払拭されます。アレキサンダー・マックイーンとバレンシアガルディスのニコラ・ゲスキエール、そしてステラ・マッカートニーがグッチグループ入りする、と言うニュースでした。そしてそれから数年しアディダスバイステラ・マッカートニーを発売し、以前よりもステラ・マッカートニーの作品を目にする機会が多くなります。

クロエのチーフデザイナーに就任した時も話題作りではないか、と言われたステラでしたが、個人的には方向性が明確で彼女のデザインにも彼女特有の個性があったためデザイナーとしての才能は十分であると感じています。彩度の高くないイエローや明るいグレーの色で、記事は光沢がある素材、そしてジャケットなどのかっちりとしたスタイルに、胸が肌蹴たような首元のゆったりしたデザイン。私の中には今でもステラ・マッカートニーと言えばそういった印象が強くあります。

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